午前10時10分 開会
○
田中敦朗 副
分科会長 ただいまから
予算決算委員会教育市民分科会を開会いたします。
なお、
小佐井分科会長より
欠席の届出がありましたのでお知らせいたします。
本日の
議事に入ります前に、
執行部において
組織改編及び
人事異動があっておりますが、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
出席説明員の数を抑制するとともに、
組織改編及び
執行部の紹介についてはお手元に配付の
資料に代えさせていただきます。
これより
議事に入ります。
今回、当
分科会において
審査を分担します
議案は、
予算1件、
条例1件の計2件であります。
それでは、
審査の
方法についてお諮りいたします。
審査の
方法としては、
議案について
説明を聴取した後、
質疑を行いたいと思いますが、御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
田中敦朗 副
分科会長 御
異議なしと認め、そのように執り行います。
これより
議案の
審査を行います。
まず、議第140号「
令和2
年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての
説明を求めます。
◎
梶原勢矢 地域政策課長 地域政策課です。
令和2
年度熊本市
一般会計補正予算のうち、
文化市民局分について御
説明いたします。
まず、
資料市-1、
令和2
年度熊本市
一般会計補正予算、
予算決算委員会説明資料の51ページをお開きください。
今回は、
配偶者暴力相談支援センター経費や
熊本城災害復旧経費など、計4件の総額3,086万1,000円の
増額補正を
計上しております。
また、今
年度をもって
指定期間満了となります
祖崇廟納骨堂及び
地域コミュニティセンター54
施設の
指定管理料について、所要の
期間、
限度額で
債務負担行為補正を
計上しております。
続きまして、55ページを
お願いいたします。
まず、上段の
社会生活総務費のうち
配偶者暴力相談支援センター経費について、950万円の
増額補正を
計上しております。
詳細は後ほど
担当課より御
説明いたします。
次に、その
下段、
自治振興費のうち
復興ボランティア連携推進経費について、300万円の
増額補正を
計上しております。これは、
被災者支援を
目的とした
NPO等の
団体が実施する
活動に対する
助成金で、
政策局復興総室からの
業務の
所管替えに伴い、
予算の
つけ替えを行うものであります。
続きまして、その
下段、
文化振興費のうち、
フィルムコミッション経費について、163万9,000円の
減額補正を
計上しております。
これは、
映画等の
撮影協力や誘致に係る
経費で、
組織改編に伴い、
経済観光局へ
事業を移管したため、
予算の
つけ替えを行うものであります。
最後に、
教育費災害復旧費のうち、
熊本城災害復旧経費について2,000万円の
増額補正を
計上しております。これは、
早期復旧に取り組む
天守閣関連予算のうち、
天守閣内部の
サイン設置に係る
経費となっております。
文化市民局の
補正予算は以上となっております。
◎
山田紀枝 男女共同参画課長 男女共同参画課でございます。
資料は、
補足資料1を
お願いいたします。
私からは、
配偶者暴力相談支援センター経費の
増額補正について御
説明いたします。
今回、内閣府におきまして、
DV被害者支援の
充実を図ることを
目的とし、献身的な
取組を実施する
民間団体に対して
性暴力・
配偶者暴力被害者等支援交付金が新設されました。本市が
支援しております
民間シェルター4
団体のうちの1
団体に対し
運営費を
補助するものです。
続きまして、2の
事業内容は、
取組予定事業①、②、③に示しておりますよう、
民間シェルターがこれまで行ってきた
電話面談相談、一時
保護などの通常の
被害者支援に加えて行う先進的な
取組でございます。
補助率は10分の10で、
事業費合計950万円を
計上しております。
最後に、3の期待される
事業効果といたしまして、これまで
支援が届きにくかった多様な
被害者等への新たな
支援や、よりきめ細やかな
支援につなげることで、
多様化、複雑化する
DV被害者等への
支援の
充実を図ることができると考えております。
説明は以上となります。よろしく
お願いいたします。
○
田中敦朗 副
分科会長 次に、議第143号「
熊本市
手数料条例の一部
改正について」の
説明を求めます。
◎
梶原勢矢 地域政策課長 地域政策課でございます。
資料市-2、議第143号「
熊本市
手数料条例の一部
改正について」御
説明いたします。
これは、いわゆる
マイナンバー法の
改正により、本人に
個人番号を知らせるために送付される
通知カードが廃止されることに伴い、その
カードの再発行に係る
手数料の規定を削るために
条例改正を行うものでございます。
以上でございます。
○
田中敦朗 副
分科会長 以上で
議案の
説明は終わりました。
これより
質疑を行います。
分担議案について
質疑及び
意見を
お願いいたします。
◆
上野美恵子 委員 補正予算についてお尋ねいたします。
今、
説明があった
DVの
配偶者暴力相談支援センターという新しい
委託の
事業についてですね。これまでも各
民間団体の方で
DVに対する
支援が、それぞれに行われてきて、とても頑張ってされているとは思うんですけれども、今回新たに、この
増額の
補正によって
委託を新たにしていくことによって、さっき期待される
事業効果について言われましたけれども、具体的にどういう
事業が拡充されて、新たな
支援になっていくのか、またそれの、
事業の
目標値というか、これぐらい取り組んでいきたいというものがあれば御
説明お願いいたします。
◎
山田紀枝 男女共同参画課長 男女共同参画課でございます。
ただいまの
質問に対してお答えいたします。
まず第一に、
受入れの
体制の強化といたしまして、
テレワークを用いた24時間のメールでの
相談に拡充いたします。
それから、多様な
被害者を受け入れるための
施設として、新たな
シェルターを確保いたします。
2の
専門的・
個別的支援事業といたしまして、
臨床心理士による、
専門家による
個別的支援を行います。また、総合的な
包括支援として
社会福祉士によるコーディネートを行っていきます。
また、切れ目のない
総合的支援事業といたしまして、
同行支援など、これは
裁判所とか、
申立書とか、弁護士さん等への
同行の
支援に対するものでございます。
そしてまた、
シェルターの退所後も
当事者同士の時間の共有を図る会合とかを設ける
予定となっております。
説明は以上です。よろしく
お願いします。
◆
上野美恵子 委員 大体分かりましたけれども、今お尋ねしたのは、今おっしゃった
中身について、例えば、
テレワークというのはこういう新しい時代に合った
やり方としていいと思うんですけれども、24時間
体制になったりすると言われましたけれども、それによって、
相談であるとか、いろんなことをどの
程度、たくさん受け入れていこう、
相談件数がどれぐらいは対応していけますよという具体的な
目標値があるのか、あるいは、
シェルターも拡充すると言われましたけれども、それによってどの
程度の拡充をしていこうというのか、1,000万円近くの
お金を
委託費として払うわけですから、その
事業の
目標値についてお示しをいただきたいと思います。
◎
山田紀枝 男女共同参画課長 男女共同参画課でございます。
ただいまの
上野委員の
質問にお答えいたします。
令和元
年度が、この
シェルターさんが、
相談件数が520件
程度で、実際に受け入れた
シェルターが8件、15人で、延べ日数は135日となっております。今の
シェルターさんの
計画では、倍以上の
相談と
受入れ体制が取れるものという
計画になっております。
以上です。
◆
上野美恵子 委員 今、いろいろ
事業をなさっている、それぞれの
シェルターさんに対してはどの
程度の
助成がされているんでしょうか。
◎
山田紀枝 男女共同参画課長 男女共同参画課でございます。
現在、4
団体、
民間シェルターございまして、市の方から50万円、2分の1の
補助をしております。
事業費の2分の1で50万円、
上限50万円でございます。
以上です。
◆
上野美恵子 委員 私も、
DVの
支援をされる
団体に対して
補助が、あまり多くないなと思っていたんですよね。何かすごく、
本当ならば
行政が責任を持ってやるべき大事な仕事に対して、
民間さんにとても頑張っていただいて、だけれども、どうしても
補助という形ですから、限界じゃないけれども、これだけですよという
補助しか、今聞いたら50万円
上限ということですので、4
団体に対してそれぞれ同じような
補助がされていると思うんですよね。
実態としては、それぞれの
シェルターさんというのはかなり
事業の
やり方、もちろん
団体の性格もあるかもしれないけれども、受け入れている人数、
相談の
件数というのは差があるんですよね。だけれども、何かこう、
補助自体はあまり変わらない
補助しかされていないのに、それぞれのやっている
事業の
中身、分量については随分差があるということについては、もう少し検証した方がいいんじゃないかな、何か、もうちょっと
活動しやすい
支援とか、どうしてその差が出てくるのかとか、もっとこんな
支援をしたらいいんじゃないかという、やはり、ただ単に、漫然と
補助金を出していくんじゃなくて、なさっている
事業についてよくよく
熊本市が、
補助金を出した以上は把握して、やはり、より
充実した
中身になるような
支援というのが、私は大事だと思っています。そういう意味で、何かこう、聞いたところによれば、とても
相談件数も、桁違いに多いところとまあまあというところとあるので、同じ
補助金ならそこそこ、どこも似たり寄ったりだと何となく納得できるんですけれども、その点は、ちょっと私としては、もう少し検証が必要だろうと思っております。
今度の
補助金は、国が10分の10ということで、ぜひ積極的にやってほしいという国の意向のもとになされる
事業だとは思うんですけれども、これまでの
補助金額に比べると桁違いに多いですよね。今、
課長の方から
説明があったのを聞いておりますと、実際、この
事業を受けられる
事業所さんは、今やっている
事業を、
目標値でいうと倍ぐらいにしたいと。今だって50万円しかもらっていないのにやっている
事業を、1,000万円近くもらって、同じぐらいを拡充するというのであれば、それならもともとやっていた50万円というのは余りにも少なかったんじゃないでしょうかというふうに、私
たちは思えるわけですよね。何かそこが、極めてアン
バランスというか。
確かに、国からみんな出してもらうんだから、大いに活用してやってもらいたいという、積極的な姿勢はとても
理解ができますけれども、何かこう、
お金を出すときの、やはり、
妥当性とか
バランスとか考えたときに、今までの
事業の
実態と、新たに加わる
事業の
バランスというのが、ちょっと何となく、私、何かよく
理解がしにくい点がありますので、この点について、前も、1,000万円を出していて今度も1,000万円で同じ
事業が同じぐらいずつプラスになっていきますというのは何か分かるけれどもね、ちょっと何かこう、
理解が難しい点があるので、もし何か補足的に御
説明がいただけるのであれば
お願いしたいと思います。
◎
山田紀枝 男女共同参画課長 男女共同参画課でございます。
上野委員がおっしゃるとおり、50万円の
補助では、
ボランティアの方の
人件費もないような
状態で
運営されているような、今、
状況でございます。
臨床心理士とか
社会福祉士とかを今回雇うことによって、よりきめ細やかな
相談ができますし、その後の
保護命令とか
裁判所とかへの
同行もスムーズに行えるものと考えております。
以上になります。
◆
上野美恵子 委員 今おっしゃったように、もともと出していた50万円
程度の
補助金というのが、やはり
お願いをする
事業の
重要性とか重さに比べて少ないんじゃないかと思うんですよね。
やはり、今おっしゃったように、今回1,000万円近い
お金を出して、
専門の方をきちんと雇ってやっていくというふうに、今度はよくなるわけですけれども、本来ならば、今50万円しかやっていない
補助金で
運営されている
中身についても、
本当なら、
DVというのは命に関わる問題だし、
緊急性もあるし、そしてまた、私も時々そういう
相談を受けるんですけれども、
本当、時間外の
相談って多いんですよね。夜になってから、どうしましょうという
電話をいただくこともあるんですけれども、そういうときに、警察であったりいろいろあるかもしれない。でも、やはりこういう、いわゆる
専門機関といわれるような部署のところがきちんと、本来ならば
行政機関の一部に、対応できるような
状態にしておくというのが本来の、私は、こういう
機関のあるべき姿ではないかなと思うので、ちょっと今日はあれでしょうけれども、やはりもともとの50万円というのを、もう少し検証して拡充する、
専門性を高めていくような
補助金を出していけるように、今後の
検討課題にしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。お尋ねです。
◎
山田紀枝 男女共同参画課長 男女共同参画課でございます。
上野委員が言われるように、50万円というのが妥当かどうかというのは、ずっと
DVの
専門会議の方でも議論されているところでございますけれども、他
都市とかの
状況を比べましても、50万円は決して、他の
政令市とかに比べても安いほうではないので、今のところ、要望はいただいておりますけれども、なかなか厳しい
状況でございます。今から検討して、勉強していきたいと思います。よろしく
お願いいたします。
◆
上野美恵子 委員 他の
政令市と比べて少なくないと言われましたけれども、それだったら、
政令市なんかと比べているんでしょうけれども、
政令市皆さんこぞって、この
分野に対する
補助が余りにも少ない、
重要性に見合った
補助になっていないということがあろうかと思いますので、今回、指摘するいい
機会をいただきましたので、今後、研究、検討していただきたいと思います。
○
田中敦朗 副
分科会長 では、そのほか、
質疑ありますか。
◆
荒川慎太郎 委員 文化振興費の
フィルムコミッション経費についてお尋ねいたします。
観光政策課への
担当替えということで、
予算の
つけ替えということですけれども、ここにあります
委託料と
旅費などの、この
事業の
内容をちょっと教えていただいてもよろしいでしょうか。
◎
田島千花子 文化政策課長 文化政策課田島でございます。
引き継いだ
事業の
内容でございますけれども、今まで
撮影の
支援ということで、
ロケハンや
撮影に
同行いたしましたりとか、それから
撮影許可、手続、そういったところの
支援をする、こういったところでの
旅費が発生するものでございます。
あと、エキストラの
方々を、
参加者募集をいたしましたりとか、他
都市との
連携、
情報収集、こういったところの
業務に係る
経費となっております。
◆
荒川慎太郎 委員 業務に関しては、そういったオーダーがあった際の
受け皿としての対応ということだったかと思います。
担当としては
観光政策課のほうに引き継がれるということですけれども、
フィルムコミッションによる
観光客の増大ですとか、そういう
部分が非常に大きいところがあります。今回、
コロナ禍で非常に、
観光の面では大きな打撃を、全国的に受けておるところでありますけれども、これから
コロナ禍が収まれば徐々に回復して、また今度は
観光の面でも非常に力を入れていかなければならないと思いますので、これまでの
効果、
受け皿という
部分だけで十分だったのか、また今後、どのような展開をしていけばいいのかという
部分を十分検証していただいて、
事業の
内容とともに引き継いでいただければと思いますがいかがでしょうか。
◎
田島千花子 文化政策課長 今回の
観光分野でも引き継いでいただくためにということで、私どもも、今までの
効果、こんなことがありましたということはしっかりお伝えした上で引き継いでいきたいと思いますが、若干、かいつまんで御
説明いたしますと、こちらのほうで、今まで成果として上がりましたのは、例えば、
平成25
年度になりますけれども、
映画の「るろうに
剣心」でありますとか、
TBSドラマの「コウノドリ」、そういったところの
撮影支援をしております。また、新しいところでは、
平成30
年度の大河ドラマの「いだてん」、こちらの
撮影についても
協力をしておりますし、また、その前年には
ロケハンで
熊本の方にも、長くスタッフの
方々が滞在するという形もございますので、こういったところは、試算という形なんですが、宿泊及び飲食、これをあらかた計算いたしますと、今の「いだてん」は2か年にわたって大体1,000万円を超えるような
経済効果があったと思っておりますので、こういったところの
情報も併せて
観光と持ちましてさらに
観光振興へもつながるという形で進めていただくような
協力を、局は変わりましたけれども、やっていきたいと思います。
以上です。
○
田中敦朗 副
分科会長 そのほかありますか。
◆
上野美恵子 委員 予算の、
熊本城の
地震関連の
復旧経費ということで、2,000万円の
増額補正になっております。
熊本城、今度、新たにここの
所管になったので、なかなか細々
意見を言う
機会がこれまでなかったんですけれども、今回の2,000万円の
補正について、一応前もって
内容は伺ってはいるのです。
案内の表示ですとか、順路の誘導とか、いろんな
サインとかですね、その他諸
経費を入れての2,000万円だというふうに伺っております。
これが、確か、
天守閣の
復旧工事、
整備工事の第14弾ということで、これまで順次
熊本城の
復旧経費が毎回、
工事ごとに分けて、提案されてきていると思うんですけれども、ちょっと今回は6月
議会ですよね。私は、
基本は、
予算の編成というのは、やはり単
年度、当初
予算が極めて重要、それをきちんと提案された上で、どうしても当初に
計上ができなかったもの、いろんな事情があってのものを随時のそれぞれの
議会で
補正をしていくというふうになっていくべきものであろうと、私は
理解しているんですけれども、この2,000万円について、当初に
計上ができなかったというのは、何か理由があったんでしょうか。
◎
濱田清美 熊本城総合事務所副所長
熊本城総合事務所でございます。よろしく
お願い申し上げます。
熊本城の
天守閣ですけれども、
平成28年の
熊本地震を受けまして、本来であれば、
復旧工事1本で出すべき
内容というところかと思いますけれども、あくまでも
躯体の損傷のぐあいとかが分からない
状況の中で、できるだけ早くの
復旧をやりたいというところでございましたので、
設計が完了した順番で、ずっと
切り分け切り分けで
発注をやってきている
状況でございます。
ですので、今までも、
上野委員からの御指摘もございましたけれども、
設計ができあがった
段階で次々と
補正予算をいただきながら進めてきているというのが
実情でございます。
天守閣は来年の春の、全ての完了というところで今進めているところでございまして、今回の
サイン工事につきましても、今の
段階で
発注等を行ってぎりぎり間に合うという
段階に来てございます。
当初にはちょっと、
設計等、
箇所数の算定とか、どういった
内容の
サインにしていくかというところの仕様とかがまだまとまっていない
状況でございましたので、6月のこの
段階で提出をさせていただいたというところでございます。
以上でございます。
◆
上野美恵子 委員 私も、
復旧工事そのものが
設計しながらやっていって、次はここというふうにされてきたのはよく分かっています。
工事そのものがそういう手順を踏まれてきたというのは
理解をしておりますけれども、今回は
案内板とかですね、そういう
躯体の
工事そのものではなくて、それに附随するものというものだったので、すごく細かい
設計が必要なものとかじゃなくて、むしろ
案内板とかはどこにでも、必要なものなので、これだったらもっと、ごめんね、早く、当初に間に合うような段取りでできなかったのかなと思ったんですよね。だけど、やはり、
復旧工事自体がすごく大きな
事業ですので、切り分けての、ずっと
設計、
工事、
設計、
工事でやっていかれる分にはもう
本当に、仕方ないというか、やむを得ない面があると思いますけれども、なるべくですね、
年度内のいろんな
予算については、
追加、
追加、
追加じゃなくて、やはり大きな
事業費であるだけに、なるべく当初の中できちんと見通しをもって
予算を
計上していただくというのがいいのではないか、ほかの
事業との
関係もありますので、特に、このように
コロナという、ほかの、別の、やはりいろんな
事業費の、必要になってくるような御時世になってくると、どこを節約したり先送りしたりとか、今、
財政課の方でも随分苦労されているみたいなんですけれども、そうなってくると、やはり
予算の提案というか、
計上の仕方というのがすごく重要になってきますので、現場がとても頑張っていらっしゃるのはよく承知をしておりますが、できればそういうところに、もう一踏ん張り頑張っていただけるといいなと思ったので
意見を申し上げました。
内容については反対するものではありません。
もう1点だけ、
予算で。
今回、
指定管理に係る
債務負担行為ということで、各局でいろんな
指定管理料が
予算に
計上されておりますけれども、ここの
文化市民局については、
地域活動の
コミュニティセンターとそれから
人権推進総室の
祖崇廟納骨堂の件がございます。
これは、私の要望的なものではあるんですけれども、
コミセンの
指定管理が今回54
施設について
債務負担になっておりますけれども、
担当の方には少し前に申し上げたんですけれども、
地域密着型の
コミセンというのは、
施設であるということで、やはり
本当に
地域に密着して、それぞれの
地域の
実情を勘案しながら
地域に寄り添った
運営がされているのだろうと思います。
本当に
地域と
協力できているからこそ、
地域に合った
施設として機能しているんだろうと思いますけれども、ある区で、ちょっと何か、そこの思い違いのような
運用というのが先日あって、改善を
お願いしたんですよね。それは、いつも使っている人だけに使ってくださいというような
中身であって、ささいなことだったから
お願いをしたらすぐ改善していただいたんですけれども、そのときに私が思ったのが、
地域に根差しているからこそ、でも、もともとは、この
コミセンというのは公の
施設なんですよね。ですから、やはり
地域にはあっても
公共施設として適正に
運営されていくことや、やはり公平公正にきちんと、日常の
運営があるというのがとても大事だと思うんですよね。だから、
自分たちが頑張ってやっているんだからみたいな感じで、そこそこで、勝手な解釈で、これはこうしよう、あれしようといって、多少、ほかの
コミセンと、
公平性を欠いて、ちょっと違った
やり方というのを、あまりまちまち勝手にやっていただくと、私が
お願いしたように、その
運用はちょっと
公共施設としては合わないんじゃないですかということが発生したりしてくるので、やはり
基本として公の
施設でありますよということを、
指定管理をなさる
団体さんにきちんと徹底をしていただくということと、それから、やはり、1か所、そこだけじゃなくて、数ある
コミセンさんが、やはり一定の公平な基準に基づいて
運営していただくということを周知徹底していただく必要があると思うし、必要なら、周知と併せて一定の公の
施設の管理
運営についての研修的なものを、そんなしょっちゅうしないでもいいけれども、たまにやって、そういう
行政からの管理に当たっての諸注意や注意事項とかを徹底された方がいいのではないかなと思ったので、その点について、今やっていらっしゃることとか、今後取り組んでいきたいというようなことがありましたら
説明していただきたいと思います。
◎岩本清昭
地域活動推進
課長 地域活動推進課でございます。
今の、
委員の方から御指摘がありましたとおり、基準等につきましては、ある
程度一定の基準の中で
運営は行っております。
委員の方が、今、
説明されたように、一部で、一部の
関係者だけが優先的に使っているといったような話がございましたので、そういうものはあってはならないと思っているところでございます。
それにつきましては、
指定管理者に対して、二度とそのようなことがないように管理徹底をしていきたいと思っております。